2008年03月

2008年03月27日

季節はずれですが、桃の節句

当社のある福岡は柳川、さげもんで有名です。

「さげもん??」と思われる方も多いでしょうね。

さげもんとは、初節句のひな壇の前に吊り下げられる吊るし雛の事です。
宮中の奥女中が作ったのが始まりで、里帰りを通じ庶民に広がったといわれています。

柳川
私も柳川のさげもんは初めて見たのですが、それは見事です。

このさげもんは全部で51コあります。
当時は人生50年といわれた時代、1年でも長生きしますようにと願いを込めたそうです。

さげもん

 うさぎちゃんや、セミ、ねずみなど可愛いちりめんのお人形がぶらさがっています。
それぞれに意味があるんですよ。
例えばセミは土の中に何年もいて、暑い夏の日に外ではたった1週間の命。辛抱の象徴です。

 

お店の店先にいたこちらはにゃんこちゃん。
柳川の猫

どれだけ後ろで騒いでも、絶対に振り向いてくれませんでした。

2008年03月06日

レースのスタイルカーテン

カーテンのスタイルを選ぶのはとても楽しいものですが、中でも出窓のスタイルを選ぶのは楽しい作業です。
街を歩いていても、よそのお宅でまず目に付くのは出窓のレースカーテンではないでしょうか。
今回は東リさんのレースカーテンのスタイルをご紹介いたします。

こちらはスカラップ(スカラップA/三ツ山ヒダ・フリル付)カーテンです。
上部は一般的なカーテンと同じ三ツ山ヒダです。
幅によってスワッグの数は変わります。
東リ スカラップA

こちらはセパレーツ/ギャザーヒダ・フリル付きです。
上部はペンシルギャザーになっていますので、三ツ山とは雰囲気が違って見えます。
スカラップカーテンと違い、1枚単位に分かれています。(下の画像は4枚のカーテンを組み合わせています。)
東リ セパレーツ

 

よく「バルーンカーテンはありますか?」とのお問い合わせを受けます。
一般的にバルーンはシェードタイプとなります。
これはカーテンではなく、上部はメカがついているのでカーテンレールに取付は出来ません。
取付専用のブラケット(金具)をビスで固定し、そこにシェードをはめ込んで取付をします。
カーテンではありませんので、左右に開閉する事は出来ませんが、コードやチェーンで上下に昇降が可能です。

こちらはバルーンシェードA/三ツ山ヒダ・フリル付きです。
東リ バルーンシェードA
一見カーテンの様に見えますが、上部はフックなどがなくメカになっています。
右端にはコードが付いており、コードを引っぱる事で昇降が可能です。
フリルのついていないタイプや、上部がギャザーになっているタイプなど沢山の種類があります。

 

では、こちらは、カーテンでしょう?シェードでしょう?
東リ タックアップ
バルーンはシェードって言ってたじゃないのさ~。
と思うところですが、これはカーテンです。
上部にフックが付属されており、通常のカーテンレールに取付が可能です。
タックアップカーテン(ギャザーヒダ・フリル付き)といいます。

シェードタイプと何が違うかと言いますと、簡単には昇降が出来ません。
シェードタイプがコードやチェーンで簡単に上下昇降が出来るのと違い、このタックアップカーテンは
裏にあるコード1本づつ手で調整しバールン部分を作っていきます。
昇降が目的ではなく、気分によってたま~にバルーンの高さを変えたいといった場合にはタックアップカーテンも良いかもしれません。

最後に、先日当社にてご注文頂きましたお客様のカーテンをご紹介いたします。
一番最初にご紹介した東リさんのセパレーツ/ギャザーヒダ・フリル付カーテンに、お好みでリボンタッセルをあしらった出窓です。
東リ セパレーツ

通常はレースと同じ生地のリボンタッセルにされる事が多いのですが、かわいいピンクのリボンタッセルを選ばれました。

東リ セパレーツ ギャザーヒダ

屋外から見てもパッと目を引く個性的な窓辺に仕上がりました。

バルーンシェードやスカラップカーテンは難しそう!!と思いがちですが諦める前にまずお問い合わせください。
お電話やメール等で分かりにくい部分は、画像等でもご説明致します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。